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生きる場センターのブログです。


by ikiruba

親が高齢化した時

あるファイナンシャルプランナーの方が
「ひきこもり」(と言われる方)の家族を対象とした
セミナーを行ったそうです。
本人が40代となると親御さんは60代以上。
セミナー当日も高齢の親御さんがたくさん参加された
そうです。

ひきこもりの方と障害者の問題を同一視することは
できませんが、本人も親も高齢化した時、お金の
問題も含めて、どういう生活をするのかは考えなくては
ならない問題です。

兄弟はみな家を出て、親御さんも亡くなった後
実家に一人取り残される形になった方、

成年後見を利用して親御さんの残された資産を
取り崩しながら暮らしている方、

月6万円程度の障害年金で生活しなくてはいけない方、

セミナーでは終の棲家として持ち家をひきこもりの方に
相続させるため他の兄弟に納得してもらうことや、保険を
かけて親亡き後の引きこもりの方の生活費を出せるように
というアドバイスをしていたようです。

親亡き後の生活設計について考えるセミナーというのは
ないものでしょうか。

(職員 タナカ)
by ikiruba | 2010-08-09 13:36 | 今日のひとこと。 | Comments(0)