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生きる場センターのブログです。


by ikiruba

神様から貰った身体(改訂版)

 朝、妹が甥達を叱る声で目が覚める。男の子3人、大変だなぁ。
 私は布団の中でぼんやりと聞いている。
 いや、待てよ。もし私が障害を持たなかったら、今の妹の姿が
そのまま私の姿だったかもしれない。それとも家のことはやっぱり
兄弟姉妹に押し付けて、一人で勝手気ままに生きていたかも。
 
 誰かが言っていた。「あなたが家族全員の不幸を背負って、
こういう身体になったのだ。だから、あなたは家族の役に立っているのだ」と

 しかし、私はそうは思わない。私が障害のある身体を持って生まれたのは
真実の神様に出会うため、救い主イエス様を知るため。

 この身体を貰ったからこそ、他人の心の痛みが少しだけ分かるのでは。
もしかしたら私の思い上がり。思いどおりにならない自分の身体が歯痒く
口にこそ出さなかったが「何でこんな身体に生まれたの、もっと良い身体が
欲しかった」幾度そう思ったか、

 けれど、今は違う。自由な身体で神様を知らずに自分の罪に気付かず
生きるより、この不自由な身体で神様を知り、自分の愚かさに気付いたの
だから。

 私は幸せものだ。神様、この身体をありがとう。

97、4、24  bae akemi

 この詩は私が30代後半に書いたものです。ちょっと漢字を手直ししました。
by ikiruba | 2011-02-28 14:57 | 今日のひとこと。 | Comments(0)