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生きる場センターのブログです。


by ikiruba

被災障害者支援を考える

阪神淡路大震災が起きた時、生きる場センターも救援活動に
関わりました。

当時、毎日のように現地から届くファックスには不足している
物資が書かれており、それらを富山で買い求めては送りました。

また、道路事情が悪く車が使えない。自転車を送ってほしいと
言われた時は富山市にお願いして放置自転車を譲ってもらい
現地へ運びました。

富山県内各地でコンサートを開き、神戸のチョコレート会社から
提供されたチョコレートを販売して、収益金と寄付金を集め
送ることもしました。


富山は地震や台風の被害も少なく、住みやすいところです。
もしも富山で大地震が起こったらと想像するのも難しいかも
しれません。

しかし、一度災害に見舞われると、一般的な避難所で
障害を持つ人が暮らしていくことは不可能に近いのでは
ないでしょうか。

今回の地震でも、いわき市の障害者の人達は避難所で
生活するのをあきらめ、自分たちの事務所で避難生活を
おくったという話を聞きました。

東日本大震災を対岸の火事とせず、もしも富山で震災が発生
したら、自分たちは何をすべきなのかを考えることも含めて
関わっていきたいと考えています。

(職員 タナカ)
by ikiruba | 2011-04-11 11:56 | 今日のひとこと。 | Comments(0)